こんにちは。
昨日偶然多肉の挿し木をしていて思いついた企画なので育て方からではなく増やし方から始まるという変な始まり方ですが、
多肉植物の育て方
の解説、やっていきます。
1.生育型と主な品種
まず、多肉植物には、生育型というものが存在します。
おもに春秋型、夏型、冬型です。その中間も存在します。
春秋型 栽培難易度:簡単
春と秋に成長する、多肉植物の中ではかなり多い生育型です。
主な春秋型の属
セダム属
ハオルシア(ハオルチア)属、
グラプトペダルム属とその交配種たち(グラプトベリアなど)
クラッスラ属の一部
などです。
春と秋に成長し、春は3〜5月、秋は10~12月に成長します。
水やり頻度は春と秋は一週間に1度ほど、夏は涼しい日の夕方を狙って少量、2週間に1回ほど。冬は4週間に1回ほど。
夏は蒸れに注意し、混み合っている株は春のうちにカットしておくなどしておきましょう。
また直射日光は避け、半日影(木の下、木漏れ日くらいの明るさ)の場所に避難しましょう。
最近は遮光ネットを使っても葉焼けしてしまうこともあるようで、徒長に注意して涼しい日陰に避難させるのもありです。
冬は比較的耐えますが気温がマイナス以下になるようなら室内の玄関に避難させた方が良いでしょう。
美しい紅葉を見せてくれる品種も多いです。
多肉植物の紅葉についてまとめてます↓
増やしたり、植え替えするのはできるだけ生育期の初めに行いましょう。
初心者にも育てやすいです。
主に日光をとても好みますが夏は日光が強すぎるため先ほどのように遮光ネットを張るなどして対策しましょう。
ただし例外もあり、ハオルシア属は室内のレースカーテン越しくらいの光を好み、室内でも育てられます。しかし夏は蒸れに注意しましょう。
生育適温:15〜25℃(状態と品種による)
越冬気温:0 ℃(品種による)
夏型 栽培難易度:サボテンは比較的簡単だがそれ以外は少し難しい
これも多肉植物で結構多い生育型です。
代表的な属
アガベ属
アロエ属
サボテン科(属は幅広くある)
パキボディウム属
クラッスラ属の一部
などです。
4〜11月に成長しますが、真夏(7〜9月)は暑すぎて成長が止まってしまうこともあります。
シャープな見た目で、病気に強いです。
ただし越冬気温が(基本的には)10℃と高く、基本的には冬は室内に取り込むこととなります。
その時できるだけ日当たりの良い場所にしましょう。
水やり頻度は春と秋は1週間に1回ほど、真夏は涼しい日の夕方に。理想は5日に一回ほど。冬は品種によりますが断水か1ヶ月に一回少しだけ。
できれば植え替えや増やすのは5月までに済ませておき、猛暑に備えましょう。
とはいっても夏型、春秋型ほど心配はしなくとも、猛暑は耐えてくれます。
かっこいい品種が多く、とても魅力的なのですが、基本的にお値段が高いです。(特にアガベ、パキボディウムが高い)
ですが安くてもかっこいい品種はたくさん出回っておりますのでそこまで心配はしなくても大丈夫です!
成長適温:20〜30℃
越冬気温:10℃(品種による)
冬型 栽培難易度:少し難しい
代表的な属
アエオニウム属
コノフィツム属などのメセン系
オトンナ属
センペルビウム属
などです。
アエオニウム属とセンペルビウム属を除き、少し入手難易度が高いです。
冬型とはいってもそこまで寒さに強くありません。基本的には5℃以下になったら室内へ避難させましょう。
メセン類など、可愛らしい品種もたくさん存在しますが少し育てるのが難しいようです。
基本的に暑さと蒸れに非常に弱く、夏はできるだけ涼しくなるような工夫を施しましょう。
おすすめ品種
春秋型のおすすめ品種は、
セダム・虹の玉です。
冬は美しい紅葉を見せてくれますし、春・秋はぐんぐん大きくなっていきます。
頑丈な品種なのでそう簡単に枯れません。
この品種がうまく育つのなら、エケベリアや、セダムなどのほとんどの品種がうまく育つ環境というわけです。
増やしやすいですし、真っ赤な紅葉は寄せ植えのアクセントにもなるので、初心者にはまずこの品種をお勧めします。
室内で育てたい?そんな人には!
ハオルシア(特に軟葉系)がお勧めです。
美しい窓を持ち、弱い光を好むハオルシア属は室内で育てるのにぴったりです。
ただし、室内で育てる場合は風通しよくお願いします。
少し増やすのが難しいものの、かなり頑丈で、室内で多肉を育てたいならハオルシアをお勧めします!
ちなみにハオルシアの魅力にハマってしまうと一生抜けれなくなりますのでご注意を。←筆者はハオルシア沼被害者(いい意味で)
夏型多肉でおすすめの多肉は?
サボテン!
まあ多肉、と言われればサボテンですよね。
比較的育てやすく、昨今の異常な猛暑にも耐え、安心してみていられます。
ただ寒さに弱いので冬は室内に取り込んであげましょうね。
あとトゲにも注意。
ーーーーーどうでもいい一言ーーーーー
この記事、超長文!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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